Elementary School Student
小学生クラス
小学生のコンセプトは
何でも「ちゃんとする」です。
例えば、
ちゃんと鉛筆は持てるか
ちゃんと字は丁寧に書いているか
ちゃんと挨拶はできているか
ちゃんとゴミはゴミ箱に捨てられるか
ちゃんと掛け算はできているか
ちゃんと比の概念はついているか
ちゃんと小数・分数の概念はついているか
ちゃんと漢字は覚えているか
etc…
塾で行うことはすべて
「ちゃんと」する練習をします。
勉強はもちろん、生活も
「ちゃんと」できることが
大事だと考えるからです。
大きくなってから「ちゃんとする」ことを
学ぶことはとても難しいです。
例えば
小さいうちに字を丁寧に書くことを覚えなければ
ノートは丁寧に書くことはないでしょう。
ノートを取ったとしても
見返すことは少なくなるでしょう。
そうすると復習はしなくなります。
大きくなってから、習慣を作ることはとても難しいことなのです。
何でも「ちゃんとする」ことができれば、
いろいろなことがうまくいくはずです。
小学生クラスの合言葉は
「ちゃんとする」です。
授業
小学生の授業は、一人ひとりの理解度に合わせた個別指導です。
苦手なところはゆっくりと
できるところはどんどん進めていきます。
教科は国語と算数を進めていきます。
漢字テストを毎回行います。
漢字は漢字検定の問題を基準に一人一人に合わせた内容をテストします。
テストで間違えた漢字を漢字辞典で調べ、練習することが宿題となります。
テストは、一人ひとりに合わせた内容となります。
「ときどきは、父と一緒に釣りに行きたい」
この文章の主語と述語がわからない子どもたちが多くいます。
それでは決して文章を正確に読むことはできません。
また、国語の授業とは別に、係り受けの関係、指示語、など文章を読む上で必要不可欠なスキルを身につける訓練をします。
多くの子どもたちが国語を良くも悪くも「なんとなく」問題を解いています。
国語の問題は、決して「なんとなく」では解けないようにできています。
特に中学、高校と進んでいくことで、少しずつ実感していくことになります。
小学校のうちから、「正しく答えること」「どのように答えれば良いのか」を注意しながら解くことが必要になります。
小学校の算数には、基本的な計算などができるようになることはもちろんですが、
それよりも大切なことがあると考えています。
それは、数の概念や、大きさの概念、長さの概念、時計の概念、割合の概念などです。
中学生の授業をしていて感じることは、さまざまな概念がしっかりと身についていない子どもが多いことです。
特に高学年で習う「割合」や「工夫する計算」の概念があやふやのまま、問題を解いている子どもが多くいます。
幼いうちにしっかりと概念を確立しておくことは、その後の理解に大きな影響を及ぼします。
トリニティハウスでは、問題を解くことはもちろんですが、その「概念」を作る努力をします。
分数を理解するために、ソーセージを切ってみたり、バームクーヘンを切ってみたり…
子どもたちは、問題ができないときにすぐに「わからない」と言います。
トリニティハウスでは、問題が解けないときにすぐに教えることはしません。
問題を一緒に声に出して読んでみたり、図を書いてみたりします。すると、すぐに問題が解けることがあります。
そのように考えるスキルはとても大切なことです。
また、計算についても工夫して計算することを心がけさせます。
計算力や正確に計算することに大きく影響するからです。